アソビューは7月27日、「アソビュー!遊びの調査2023年8月」を発表した。
なお、本調査では遊びのジャンルを、少人数制で直接レクチャーを受けながら体験できる「予約型アクティビティ」と、チケットを購入し施設内で自由に遊べる「チケット型観光レジャー施設」2つに分けて作成しています。
- TOPICS
■8月の傾向
<予約型アクティビティ>
・自然豊かなリゾート地、海・川・湖でできるアクティビティ予約が好調
・ジャンル別1位はアスレチック。栃木県や長野県などの避暑地の施設が人気をけん引
・アクティビティ体験先、人気1位は沖縄県。
沖縄ならではのイルカウォッチング、ガイドツアーに注目高まる
<チケット型観光レジャー施設>
・昨年同月比約160%のチケット購入数を記録。
・ジャンル別1位は遊園地・テーマパークに。昨年を上回る購入数を記録。
・東京都の施設入場・イベント参加チケットの購入が約25%で他県をおさえる結果に。
■7月の実績
<予約型アクティビティ>
・昨年同月比約20%の予約数を記録。アウトドアアクティビティが上位5位を独占
・ジャンル別1位はアスレチック。神奈川県、静岡県などの施設が人気を後押し
・アクティビティ体験先、人気1位は沖縄県。ダイビング、パラセーリングなどに人気集中
<チケット型観光レジャー施設>
・昨年同月比約160%のチケット購入数を記録。
・ジャンル別1位は遊園地・テーマパークに。昨年を上回る購入数を記録。
・東京都の施設入場・イベント参加チケットの購入が約25%で他県をおさえる結果に。
- 8月の傾向
<予約型アクティビティ>
▼予約型アクティビティ(アクティビティジャンルランキング/都道府県ランキング)
8月は自然豊かなリゾート地で楽しめる、地域資源を活かしたアウトドアアクティビティの予約が好調です。
ジャンル別の人気1位はアスレチックで、全予約数の約12%を占めています。特に、栃木県や長野県の施設がアスレチック人気を牽引しています。2位以下にはカヌー・カヤック、ラフティング、SUP(サップ)などが続き、海・川・湖で楽しめるウォーターアクティビティが人気を集めていることが分かります。
都道府県別では沖縄県が1位、長野県が2位、北海道が3位となりました。北海道が昨年6位から順位を上げていることから、コロナ五類移行後初の夏休み、遠方旅行ニーズの高まりが表れていると考えられます。1位の沖縄県では、ダイビング・スキューバダイビングやパラセーリングなど定番のマリンアクティビティに加え、今年はイルカウォッチングやガイドツアーなど離島ならではの体験にも注目が集まっています。
<チケット型観光レジャー施設>
▼チケット型観光レジャー施設(施設ジャンルランキング/都道府県ランキング)
8月のチケット購入は、各都市部で開催される季節限定のイベント・展覧会が好調です。夏休みという時期柄、また、コロナ五類移行後初めての夏ということから、今年の8月は各都市部でイベントが開催されています。これらのイベント参加に向けて、早い段階からチケット購入の動きが発生しています。
常設の施設ジャンルとしては、遊園地・テーマパークが1位です。旅行や近場のお出かけでも行きやすい東京都や大阪府など、都市部の施設が遊園地ジャンル全体の人気を押し上げています。コロナ五類移行を踏まえて夏季限定でプールの営業を再開するなどした国営公園が複数あり、7位には公園・庭園がランクイン。ファミリーを中心にチケットが続々と購入されています。
- 7月の実績
<予約型アクティビティ>
▼予約型アクティビティ(アクティビティジャンルランキング/都道府県ランキング)
7月のアクティビティ予約は昨年比約120%の予約申込数となりました。
ジャンル別ランキングは1位にアスレチック、2位以下にはSUP(サップ)やダイビング、ラフティングなどウォーターアクティビティが続き、夏のアウトドアアクティビティの人気が確認できます。アスレチックは特に、神奈川県や静岡県、三重県、長野県にある施設が人気をけん引する結果となりました。
体験先は沖縄県が1位となり、全予約のうち約20%を占めています。沖縄県でのアクティビティは、ダイビングやパラセーリング、シュノーケリングなどのマリン系が上位となりました。9位には滋賀県がランクイン。琵琶湖で楽しめるSUP(サップ)やカヌー、カヤック、信楽焼などの陶芸予約が滋賀県の人気を押し上げました。
<チケット型観光レジャー施設>
▼チケット型観光レジャー施設(施設ジャンルランキング/都道府県ランキング)
7月のチケット購入は昨年比約160%、アクティビティ予約と合わせて昨年以上となりました。
ジャンル別では、昨年同様遊園地・テーマパーク、水族館が1位・2位となりました。それぞれのチケット購入数は昨年を越え、また、今年イベント・展覧会のジャンルが新たに3位となっていることからも、コロナ五類移行後の夏、大型施設やイベントが人気を集めていることが分かります。
購入先は東京都が1位となり、全購入数のうち約25%を占めています。東京都では特に水族館、遊園地・テーマパーク、展望台・タワー系の施設が東京都の人気の施設ジャンルとなりました。夏休みにあわせ、プール営業の開始、イベント・展覧会の開催、施設のリニューアルオープンなどイベントがあった都道府県がランキングの上位を占めています。