【データ】グランピングに関する調査 


 フォーイットは4日、グランピングに関する調査の結果を発表した。

キャンプやグランピングを中心としたアウトドア総合情報サイト「TAKIBI」の運営をおこなう株式会社フォーイット(本社:東京都渋谷区、代表取締役:吉澤竹晴)は、全国の10代~60代までの男女500人を対象にグランピングに関するアンケートを実施し、男女別・年代別等の特徴についてまとめました。

【調査概要】
対象者:19歳~66歳のグランピングに行ったことがある・行ってみたいと思う男女
サンプル数:500人
居住地:全国
調査方法:ネットリサーチ
アンケート実施日:2022年9月13日

【質問:グランピングのチェックイン前・後は体験や観光をされますか?】
質問に対しての回答選択肢は以下(※複数回答可)
1.周辺の自然や絶景を満喫
2.道の駅
3.温泉
4.観光施設
5.体を動かすアクティビティを体験
6.ショッピングモール
7.蕎麦打ちや陶芸などの室内体験
8.何もせずそのまま帰る

グランピングに行ったことがある・興味がある10代~60代の男女を対象とした「グランピングのチェックイン前・後に観光や体験をされますか?」というアンケートを行ったところ、1番多かった回答が「周辺の自然や絶景を満喫」で48.2%となりました。次いで「道の駅」に行かれる方が43.4%、「温泉」に行かれる方が39.6%という結果になっております。
一方、「何もせずそのまま帰る」という方もおり、12.0%という結果になりました。

  • 男女別

 

次に男女別で見てみると、男女ともに
1位:「周辺の自然や絶景を満喫」
2位:「道の駅」
3位:「温泉」
という結果になりました。
男性の方が女性より上回った項目として「ショッピングモール」に行く、「何もせずにそのまま帰る」というものになり、全体的に観光や体験に対して、女性の方がやや意欲的であるということが分かりました。

  • 世帯年収別

 

世帯年収別に見ても、推移に関して全体で見たときと大差はない結果となりました。
ただ、特徴的な点として、「何もせずそのまま帰る」と回答した方の割合が世帯年収が上がるに連れ減少するというところが挙げられます。世帯年収1500万円以上では、「何もしない」という方はおらず、道の駅でのお土産購入や、温泉を楽しみにされている方が多いということが分かりました。
また、全体的に「蕎麦打ちや陶芸などの室内体験」と回答した方が他の項目と比べて少ないことから、グランピングに行く際の体験行事としてあえてインドア体験を選択する方が少ないということが推測できます。

  • 年代別

 

年代別に見ても「周辺の自然や絶景満喫」をされる方が1番多いという結果になりました。
グランピング施設の多くは、山の中や川の近くなど、自然の中にあるところが多いため、道中で自然を満喫しようと思う方が多くなったようです。

【年代別 ランキング】

何かしらの体験や観光をされる方が多いものの、「何もせずに帰る」という方も一定数おり、特に10~20代では17.78%と、他の年代に比べて割合が高くなりました。
チェックイン前・後にわざわざ観光や体験をせずとも、グランピング施設に宿泊すること自体が、十分に「体験」となるということなのかもしれません。
実際に、グランピング施設によってドーム型やコテージ型、トレーラー型など様々な形態があったり、食事のプラン等が異なったりしているため、ホテルや旅館とは違った新たな宿泊体験を楽しむことができるのではないでしょうか。


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