Lip Popは1日、「コロナ離婚調査」の結果を発表した。
そこで、女性向け総合メディアのLip Popではコロナ離婚に関して実例まで詳細にヒアリングし、実態調査を行いました。
コロナ離婚調査の調査期間と調査方法
コロナ離婚に関する調査は、2020年4月27日に10代~50代の男女を無作為に抽出してLip Popが行いました。性別、年齢、コロナ離婚を考えたことがあるか、何が原因だったか、離婚を回避する方法についてネットリサーチの方法により調査を行いました。
コロナ離婚調査にご協力いただいた方の属性
ネットリサーチにより回答のあった方の属性は女性が82%、男性が18%と女性の回答が多くなっています。また、年齢は30代を中心に幅広い年代の方に回答頂きました。
【調査結果】コロナ離婚を考えたことがあるか?
コロナ離婚を考えたことがないと答えた方は約6割となり、約4割の方についてはコロナをきっかけに離婚を考えるようになった・なりそうという結果が判明しました。
もっと詳しく年齢別に見てみますと、なんと40代の方では46%はコロナ離婚を考えたことがあることが分かりました。
コロナをきっかけに離婚を考えるようになった方の体験では、夫が在宅勤務になり家にいる時間が増えたものの子育てや家事を手伝ってくれないということや、経済的理由などからくる夫婦の喧嘩などが原因になっていることが分かりました。
一部の生のコメントをそのまま一部抜粋してご紹介します。
【調査結果】コロナをきっかけに離婚を考えるようになった方(一部抜粋)
26歳女性:一番の影響は、やはり主人が在宅勤務をするようになり、今まで主人のいない時間がひとりの時間であったため、自分の好きなタイミングでご飯を食べたり、掃除機をかけたりなどができなくなり、だからといって主人が何か手伝うということもないのでストレスが溜まって離婚を意識するようになってきたのだと思います。家に居ても気を使わないといけないことが一番の負担になっているのだと思います。
41歳女性:コロナで自粛しなければいけないのに、パチンコ店へ行ったり友人と遊びに行く夫を見て価値観が本当に違うんだなと思いました。注意をしても出歩いているのでがっかりします。子供にうつすかもしれないのに。子供のことを考えられない父親ならいらない、離婚したいと思うようになりました。コロナが流行り、夫の本性がわかった気がします。
【調査結果】コロナが離婚の後押しになりそうな方(一部抜粋)
25歳女性:夫が在宅勤務になり、毎日家にいるが育児を何もしない。現在1歳の子供がいるが、保育園にも通わせられないので自宅で育児と家事をしています。私は在宅勤務ではなく通常通り職場での勤務なので、子供を見ていられません。しかし、夫に仕事を休めないので子供の面倒を見ててと頼むと、俺も家で仕事しなきゃいけないから無理と断られました。こんな夫に預けるのも心配なので泣く泣く親に来てもらい、面倒をみてもらっています。
46歳女性:やはり収入面です。以前から旦那は自分の好きな事ばかりして、収入は不安定でした。私は安定した仕事をしてほしいとお願いを続けました。そしてこのコロナでますます旦那の仕事の収入は減り、私は我慢の限界にきています。これでももし、キチンと考えてくれなければ私ももう離婚を考えなければならないなぁと最近考えております。
【調査結果】これからコロナがきっかけで離婚を考えるようになりそう(一部抜粋)
31歳女性:これまで金銭的感覚や道徳観などでも主人とはお互い似た価値観だと思っていたのですが、今回のコロナでそれがかなり違うことを知らされました。私は自粛といっても日本の法律上の限界でほぼ禁止の意味合いと理解していたのですが、主人は自粛はあくまでも本人の自由という考えです。美容室に行ったり衣料品を買い物をしたり、私からすると何も今この時にしなくてもというようなことを、経済を回しているとか言っていつも通りにしようとしています。先日も地方に住む主人の両親から、連休中に遊びに来いと誘いの連絡があり、当然私は断ると思っていましたが主人は二つ返事で了承。そのことで2人で喧嘩してしまいました。今は主人も私のことをうるさく思っているでしょうし、ちょっとこの先この人とやっていけるのかどうか不安を感じ始めています。
35歳女性:夫が自宅で仕事をするようになり、ずっと自宅にいるのですが、食事の用意も掃除もまったくしてくれません。私はリモートワークができない仕事なので、コロナ前と同様に出勤していて帰りも遅いです。せめて、食材の買い物や夕飯のしたくくらいしてくれてもいいのにと思ってしまいます。自宅にいても仕事をしていると分かっていますが、せめてお昼を食べた後の後片付けくらいできるでしょと思って、二人の生活にうんざりしています。