雪が「降る地方」「降らない地方」 ウィンタースポーツ親和性に差
遊びの予約サイト「アソビュー!」を運営するアソビュー(東京都渋谷区)は2月25日、アソビュー会員に行った「スキー・スノーボードに関する全国調査」の結果を発表した。スキー、スノーボードを「する」「以前していたが今はしない」「したことがない」の3択で聞いたところ、北陸・甲信越は「する」が約9割、関東は「以前していたが今はしない」が約5割。「雪が降る地方か降らない地方かによって、ウインタースポーツに対する親和性の結果に大きく差が出た」と同社。
調査は2月17~21日にインターネットで実施。調査人数は4451人。
関東では、「する」が12.9%、「以前していたが今はしていない」が55.9%、「ほとんどしたことがない」が31.3%となり、子どもの頃や学生時代、若い時にスキー、スノーボードを楽しんでいたものの、今はしていないという人が半数を超えている。一方、雪が多く降る北陸・甲信では、「する」が89.8%と9割近くに上った。九州・沖縄では、生涯でスキー、スノーボードを「ほとんどしたことがない」と回答した人が61.4%と6割を超えている。
スキー、スノーボードを始めたタイミングは、「大人になってから」が最も多く31.0%、続いて「子どもの時から」が30.4%、「学生の頃から」が29.9%となり、スキー・スノーボードを始めるタイミングはほぼ均等にばらける結果となった。「親になってから」という回答も8.7%あり、子どもと一緒に始める親も多くいることが分かる。
スキー・スノーボードをするシーンは、「冬を感じられる遊びとして」27.0%、「趣味として」23.8%、「スポーツとして」19.3%、「冬の旅行先のメインコンテンツとして」10.4%、「子どもにさせておきたい経験として」9.5%、「アクティブなお出かけ先として」5.1%、「週末のお出かけ先として」3.1%という結果。「季節を感じられる」「冬の旅行先のメインコンテンツ」という季節のポイントのほか、冬だけ楽しめる趣味やスポーツとして楽しむ人も多いようだ。子を持つ親からは「子どもにさせておきたい経験として」という回答も多かった。
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