20~30代は在宅勤務前提の移住に理解
在宅中心の働き方に「満足」38% 時間単位の勤務に関心も
新型コロナウイルス感染拡大を受け、新しい生活様式、いわゆるニューノーマルという言葉が生まれ、これまでの生き方、暮らし方を見直す動きが出ている。ビッグローブが10月1日発表した「ニューノーマルの働き方に関する調査」からその動きを探った。
調査は9月10~14日、全国の20~50代の男女1500人(内訳は20~50代の社会人1200人、20代の学生300人)を対象にアンケート形式で実施した。
「在宅勤務が前提となった場合に、移住を検討したいと思うか」という質問では、全体では「検討したい」13.6%、「やや検討したい」17.3%だった。若い世代ほど移住への関心が高く、「検討したい」「やや検討したい」を合わせると20代は36.7%、30代は35.3%という結果になった。
また、20~50代の、現在週3日以上在宅勤務をしている男女400人に「現在の在宅中心のワークスタイルに満足しているか」を聞いたところ、「満足」38%、「まあ満足」49%となり、満足度が高いことが分かった。
20~50代の在宅勤務をした男女800人に「在宅勤務をして、働く時間について感じたこと」については、「成果を出していれば勤務時間管理をしなくても良いと思った」が32.9%と最多に。
次いで「毎日8時間などの固定ではなく、時間単位の勤務をしたいと思った」(28.8%)、「早朝や深夜など自分のライフスタイルの好みに合わせて仕事をしたいと思った」(26.4)が続いた。