![](https://i0.wp.com/www.kankokeizai.com/wp-content/uploads/20101004h1.jpg?resize=320%2C320&ssl=1)
総取扱額8割減 国内は回復傾向続く
鉄道旅客協会が10月2日に発表した主要旅行業11社の今年8月の旅行取扱額は、前年比84.5%減の510億93万円だった。内訳は、国内旅行が75.3%減の478億3757万円、海外旅行が98.6%減の16億9665万円、外国人旅行が96.4%減の5億2293万円、その他が23.8%減の9億4378万円。新型コロナウイルス感染拡大の影響により、総取扱額は全社で前年実績を大きく下回ったが、減少幅は縮小した。
内訳を見ると、国内旅行は全社が前年割れ。依然9割減の事業者があるものの、JTB、日本旅行、西鉄旅行、ジェイアール東海ツアーズが前年実績の3割近くまで戻すなど、前月に続き回復傾向となった。外国人旅行は全社で前年実績を下回った。このうち、日本旅行、KNT―CTホールディングス、東武トップツアーズ、日通旅行はマイナス実績。
4月からの累計を見ると、総取扱額は前年同期比91.0%減の1341億3679万円。事業者別の動向を見ると、各社とも前年比8割以上の減少。内訳は、国内旅行が86.1%減の1240億4086万円、海外旅行が99.1%減の44億5097万円、外国人旅行が98.6%減の11億9243万円、その他が37.9%減の44億5253万円。