総取扱額83%減 国内旅行は75%減
鉄道旅客協会がこのほど発表した主要旅行業11社の今年2月の旅行取扱額は、前年比83.2%減の324億5882万円だった。内訳は、国内旅行が75.0%減の289億4457万円、海外旅行が97.8%減の15億3339万円、外国人旅行が97.8%減の1億6826万円。その他は32.9%増の18億1258万円だった。
総取扱額はすべての事業者が前年割れ。KNT―CTホールディングス、農協観光、読売旅行、阪急交通社は9割以上の減少となった。内訳を見ると、国内旅行は全社前年比減。農協観光、読売旅行、阪急交通社は9割以上の減少。外国人旅行は全社前年割れ。日本旅行はマイナス実績だった。海外旅行は全社前年比減。阪急交通社はマイナス実績だった。
4月からの累計を見ると、総取扱額は前年同期比79.3%減の6461億63万円となった。事業者別の動向を見ると、各社とも前年比6割以上の減少。日通旅行は9割減となった。減少幅が最も小さいのはジェイアール東海ツアーズで、66.7%減だった。
内訳は、国内旅行が67.4%減の6071億5293万円、海外旅行が98.6%減の151億8828万円、外国人旅行が97.4%減の47億8493万円、その他が9.0%増の189億7448万円。