総取扱額2.8%の増加 国内旅行は0.1%減
鉄道旅客協会が3月23日に発表した主要旅行業12社の今年2月の旅行取扱額は、前年同月比2・8%増の2459億2759万円だった。内訳は、国内旅行が0・1%減の1414億5989万円、海外旅行が7・2%増の916億9939万円、外国人旅行が6・2%増の112億6929万円、その他が4・9%増の14億9902万円。
総取扱額が前年を上回ったのは、JTB、日本旅行、KNT―CTホールディングス、名鉄観光サービス、日通旅行、阪急交通社の6社。分野別で見ると、国内旅行はJTB、日本旅行、名鉄観光サービス、日通旅行、阪急交通社の5社が前年比増だった。
今年4月からの累計を見ると、12社の総取扱額は前年同期比1・8%増の3兆1778億9397万円だった。各社の状況を見ると京王観光、農協観光、読売旅行を除く9社が前年同期を上回った。
内訳は、国内旅行が0・6%減の1兆9677億7311万円、海外旅行が5・8%増の1兆426億8327万円、外国人旅行が6・3%増の1471億1450万円、その他が2・0%増の203億2310万円。国内旅行が4社、海外旅行が12社、外国人旅行が10社で前年実績を上回っている。