総取扱額は２％減、国内旅行は６％減
鉄道旅客協会が9月27日に発表した主要旅行業12社の8月の旅行取扱額は、前年比2.1％減の3486億4282万円だった。内訳は、国内旅行が5.5％減の2099億1025万円、海外旅行が2.2％増の1241億6632万円、外国人旅行が22.5％増の131億1071万円、その他が14.2％減の14億5555万円だった。
総取扱額が前年を上回ったのは、ＫＮＴ―ＣＴホールディングス、東武トップツアーズ、日通旅行、阪急交通社、ジェイアール東海ツアーズの5社。分野別で見ると、国内旅行は名鉄観光サービス、日通旅行、ジェイアール東海ツアーズの3社が前年比増。海外旅行は8社、外国人旅行は9社が前年実績を超えた。
4月からの累計を見ると、12社の総取扱額は前年同期比0.3％減の1兆4886億84万円だった。各社の状況を見ると、日本旅行、西鉄旅行、阪急交通社の3社が前年同期を上回った。
内訳は、国内旅行が4.2％減の9002億1543万円、海外旅行が5.9％増の5046億1634万円、外国人旅行が11.3％増の757億6877万円、その他が12.3％減の80億30万円。分野別では国内旅行が3社、海外旅行が9社、外国人旅行が7社、その他が8社中2社で前年実績を上回った。
