鉄道旅客協会が1月26日に発表した主要旅行業12社の2017年12月の旅行取扱額は、前年同月比1・4%減の2604億6237万円だった。内訳は、国内旅行が3・9%減の1616億8417万円、海外旅行が2・8%増の836億4049万円、外国人旅行が8・9%増の120億3311万円、その他が10・4%減の31億460万円。
総取扱額が前年を上回ったのは、日本旅行、名鉄観光サービス、京王観光、日通旅行、阪急交通社、ジェイアール東海ツアーズの6社。分野別では、国内旅行は東武トップツアーズ、名鉄観光サービス、阪急交通社、ジェイアール東海ツアーズの4社が前年を上回った。海外旅行は9社、外国人旅行は6社が前年比増。
今年4月からの累計を見ると、12社の総取扱額は前年同期比1・7%増の2兆7168億3239万円。各社の状況を見ると京王観光、農協観光、読売旅行を除く9社が前年同期を上回った。内訳は、国内旅行が0・5%減の1兆6990億1819万円、海外旅行が5・6%増の8728億6524万円、外国人旅行が6・9%増の1272億2490万円、その他が1・8%増の177億2406万円。分野別では国内旅行が5社、海外旅行が12社、外国人旅行が10社で前年比増。