総取扱額は6%減、国内旅行9%減
鉄道旅客協会が10月29日に発表した主要旅行業12社の9月の旅行取扱額は、前年比6.2%減の2861億7697万円だった。内訳は、国内旅行が9.1%減の1691億1357万円、海外旅行が2.2%減の1014億2615万円、外国人旅行が5.1%増の140億8096万円、その他が18.4%減の15億5629万円だった。
総取扱額が前年を上回ったのは、京王観光、西鉄旅行の2社。分野別で見ると、国内旅行は京王観光のみ前年を上回った。海外旅行はKNT―CTホールディングス、東武トップツアーズ、西鉄旅行の3社、外国人旅行は7社が前年実績を超えた。
4月からの累計を見ると、12社の総取扱額は前年同期比1.3%減の1兆7746億4237万円だった。各社の状況を見ると、日本旅行、西鉄旅行、阪急交通社の3社が前年同期を上回っている。
内訳は、国内旅行が5.0%減の1兆692億975万円、海外旅行が4.4%増の6060億2318万円、外国人旅行が10.3%増の898億5285円、その他が13.3%減の95億5659万円。分野別では海外旅行が9社、外国人旅行が7社、その他が8社中1社で前年実績を上回った。国内旅行は全社が前年同期を下回った。