
コロナ禍でも宿泊数を維持
全国で独立系ホテルのキャッシュバックポイントカード「Aカード」の運営を手掛けるAカードホテルシステム(東京都千代田区)は、Aカード会員に対して「出張ビジネスマンのホテル利用実態」調査を1月7~14日に実施し、その結果を発表した。2022年の出張に伴う年間平均宿泊数は21年よりも1泊増となる40泊。18~20年は41泊で、コロナ禍でも数字には大きな変化がなく、ホテルにとって出張ビジネスマンは大切なリピート顧客と言える。
宿泊予約経路については、「自分でインターネットで予約する」が71%で最多。過去5年間平均でもインターネットは約7割と最も大きな比率を占めている。
また、自由記述回答形式で、ホテル滞在中に利用できるサービスで、今後望むものや今までにあった便利なものについても調査。図表2はリクエスト内容の分類で、ハード面に関してのものが47.1%、ソフト面に関してのものが52・9%とおよそ半々。ハード面で一番多い要望は「大浴場、温泉、露天風呂、サウナ、岩盤浴」11.3%、ソフト面では「ドリンク・サービス」15.9%だった。
同じホテルをリピートしたいと思う理由について5年間の累積調査結果を見ると、「宿泊料金の納得感」23%、「立地、交通の利便性」21%、「部屋の設備、雰囲気」18%、「特典やメンバーサービス」17%という順で、それぞれ20%前後の数字。このトップ4の内容は、料金が(1)宿泊料金を抑えて食事代お土産代にあてたい(2)高くても良い部屋に泊まりたい(3)出張規定の範囲内で、なるべく高い部屋に泊まってポイントをためたい、立地が(1)最寄りの主要駅からの近さ(2)目的地からの近さ(3)繁華街、飲み屋街の近さ、部屋が(1)無線通信環境(Wi―Fi)(2)ホームページなどの写真から判断できる部屋の内装の雰囲気(3)ベッドの質やサイズ、特典が(1)キャッシュバックシステム(2)インターネット旅行代理店のポイントサービス(3)ホテル独自のポイントサービス、となっている。
今回の調査では、今年4月から施行開始の「プラスチック資源循環促進法」についても調査。認知度については、「知っている」が44%、「知らない」が56%となり、知らない人が多かった。
各アメニティの必要度合いについては、「歯ブラシ」は「絶対に必要」と「あった方がよい」の合計が67%となった一方で、「シャワーキャップ」は「なくても良い」「不要」の合計が92%となり、アメニティごとに必要度合いに差が出る結果となった。
さらに、プラスチック削減を目的としたアメニティの取り扱いについて同意できることは、「不使用時にポイント還元」29%と「必要なものだけ提供」24%の上位2項目で全体の半数を占めた。