![](https://i1.wp.com/www.kankokeizai.com/wp-content/uploads/21041004.jpg?resize=320%2C320&ssl=1)
和歌山県の「観光客動態調査」によると、令和2(2020)年に県内を訪れた観光客は2478万4千人、前年比30.1%減となり、平成元(1989)年以降、最低を記録した。「新型コロナウイルス感染拡大の影響」と観光振興課はみている。
日帰り客は同28.0%減の2154万人、宿泊客は同41.0%減の324万4千人で、宿泊客数は昭和37(1962)年以降、最低となった。
県の「わかやまリフレッシュプラン」やGo Toトラベル事業などにより、7月以降は一時的に回復傾向にあったものの、4~5月に全国で緊急事態宣言が発令されたことによる都道府県間の往来自粛、イベントの中止、夏休み期間の短縮などの影響を受けた。
主要観光地も軒並み観光客が減り、田辺市龍神村は同45.2%減と大きく落ち込んだ。
一方、外国人宿泊客数は4万5005人となり、同91.0%減だった。国・地域別では中国人が1万3113人と最も多かったが、それでも同91.2%の大幅減となっている。