情報源は「家族、友人」 女性に高い共有意向
日本政策金融公庫はこのほど、外食に関する消費者調査を行った。飲食店を探す情報源は「家族や友人、知人等から教えてもらう」が最も多く、各種の飲食店情報サイトがこれに続いている。おいしい料理の飲食店があれば、店の情報を他人と共有すると回答した割合は55.1%と過半数を占め、性別では女性が63.4%と男性を大きく上回っている。
新たな飲食店を探す際の情報源(複数回答)として、トップの「家族や友人―」に続くのは飲食店情報サイト「食べログ」「ぐるなび」「ホットペッパーグルメ」。
「普段の朝食や昼食、夕食の時」と「飲み会や食事会の時」の二つで聞いており、前者は家族や友人が51.6%、食べログが39.8%、ぐるなびが23.0%、ホットペッパーグルメが18.5%。後者も数字は異なるものの順位は同じだ。以下は「お店のホームページ」「Google(グーグル)での検索」「折り込み広告、チラシ、DM、割引クーポン等」など。
飲食店に関する情報の共有意向は55.1%。その他「どちらともいえない」が28.3%、「店の情報を他の人と共有しない」が16.6%だった。
共有意向は性別で大きく異なり、女性が63.4%、男性が46.8%。「女性は飲食店情報の発信に積極的であることがうかがえる」(同公庫)。
性年代別では女性の20代が72.0%、同30代が69.0%と高い数字になっている。