旅工房は10日、海外旅行に関するアンケート調査の結果を発表した。
2022年4月1日より、外務省の感染症危険情報が世界106カ国でレベル3からレベル2の「不要不急の渡航自粛」に引き下げられました。また、その動きを受けて、旅行業界としてもツアー催行に向けた運用手引書ができる等、海外旅行再開に向けての準備が急速に進んでいます。海外からの観光客の受け入れを再開する国も増え、隔離なしで入国が可能になる国もでてくるなど、海外旅行について明るいニュースが増えてきています。
この度旅工房では、海外に旅行される方の増加をうけ、旅工房のメルマガ会員向けに海外旅行に関するアンケート調査を実施しました。報道資料としてご活用ください。
【調査トピックス】
(1)渡航解禁後に行きたい国・地域としてハワイ、台湾、タイの人気が高い。
(2)年内に海外旅行に行きたいという方が約6割。また、海外出入国時の隔離やワクチン接種等の条件が
無くなれば海外旅行に行きたいという方が約7割。海外旅行再開への期待感の高さがうかがえる。
(3)新型コロナウイルス感染拡大前よりもパッケージツアーを利用したい方が増加。新型コロナウイルスの感染状況やウクライナ情勢への不安感から旅行会社のサポートを求める傾向がうかがえる。
■調査結果
Q1:渡航解禁後に行きたい国・地域はどこですか?
渡航解禁後に行きたい国・地域についての質問では、「ハワイ」が最も多く44.9%、次いで「台湾」が38.8%、「タイ(プーケット等)」が28.4%となりました。※グラフ(1)参照
海外旅行では何を楽しみたいかという質問では、「グルメ」が65.8%と最も多く、次いで「観光スポット巡り」が61.4%、「絶景鑑賞」が50.4%となっています。※グラフ(2)参照
Q3:海外旅行にはいつ頃行きたいですか?
海外旅行にいつ頃行きたいかという質問では、「今すぐにでも行きたい」が最も多く31.4%、次いで「2023年春・夏」が18.5%という結果となりました。
また、年内に行きたいという方(「今すぐにでも行きたい(31.4%)」「2022年夏(9.7%)」「2022年秋・冬(18.1%)」)は59.2%となっており、約6割の方が年内に海外旅行に行きたいと回答しています。※グラフ(3)参照
Q4:どのような条件になったら海外旅行に行きますか?
どのような条件になったら海外旅行に行くかという質問では、「現地と日本帰国時の隔離が無くなる(ワクチン接種等の条件有)」が最も多く53.5%、「ワクチン接種等全ての条件の撤廃」が21.2%、「パッケージツアーが再開されたら」が10.6%という結果となりました。約7割が海外出入国時の隔離やワクチン接種等の条件が無くなれば海外旅行に行くと回答しています。※グラフ(4)参照
Q5:今後、観光目的で海外に行く時、どのような手段を使いますか?
(過去:どのような手段を使っていましたか?)
パッケージツアーを利用したい方が増加。
新型コロナの感染状況やウクライナ情勢への不安感から旅行会社のサポートを求める傾向がうかがえる。
観光目的で海外旅行に行く時の手段についての質問では、「パッケージツアー」が最も多く63.4%、次いで「個人手配」が20.9%という結果となりました。
また、新型コロナウイルス感染拡大前との比較では、「パッケージツアー」が5.0ポイント増加し、「個人手配」が5.4ポイント減少しました。フリー回答では、海外の新型コロナウイルスの感染状況やウクライナ情勢を気にかける声もあり、旅行会社のサポートを求める傾向がうかがえました。※グラフ(5)参照
【調査概要】
調査名:海外旅行に関するアンケート
調査内容:海外旅行の意向について等計10問
調査方法:WEBアンケート方式で実施
調査対象:旅工房メルマガ会員/全国20代以上の男女
有効回答数:2,380名
調査実施日:2022年4月9~15日
実施:株式会社旅工房