主要旅行11社月別営業実績 2021年1月分
鉄道旅客協会が2日に発表した主要旅行業11社の今年1月の旅行取扱額は、前年比86.9%減の277億5004万円だった。昨年末からのGo Toトラベル事業中断の影響もあり、減少幅は前月より25ポイントほど拡大した。内訳は、国内旅行が81.0%減の241億933万円、海外旅行が97.5%減の18億264万円、外国人旅行が98.3%減の1億9447万円。その他は74.6%増の16億4360万円だった。
総取扱額は全社で前年割れ。このうちKNT―CTホールディングス、農協観光、読売旅行は9割減。阪急交通社はマイナス実績だった。内訳を見ると、国内旅行は全社前年比減。阪急交通社はマイナス実績となった。外国人旅行は全社前年割れ。日本旅行、東武トップツアーズ、日通旅行はマイナス実績だった。海外旅行は全社前年比減。
4月からの累計を見ると、総取扱額は前年同期比79.0%減の6136億4960万円となった。事業者別の動向を見ると、各社とも前年比6割以上の減少。日通旅行は9割減。内訳は、国内旅行が66.9%減の5777億9238万円、海外旅行が98.6%減の140億8047万円、外国人旅行が97.4%減の46億1486万円、その他が6.9%増の171億6190万円。