収入高は前年比微増に 近畿好調、天候の影響も
帝国データバンクはこのほど、遊園地・テーマパーク(TP)経営企業の実態調査を行った。調査対象162社の2018年決算における収入高合計は前年比1.6%増と微増だった。
162社のうち、増収が53社、減収が33社、横ばい(増減率が3.0%未満)が76社。
11の地域別では9地域の収入高合計が増加した。伸び率トップは近畿の6.7%増。広告CMや小型イベントを積極的に展開した企業があり、増収に寄与した。
北陸は6.7%減と減少幅が最も大きかった。「北陸新幹線の特需により観光事業が好調である一方で、夏場の猛暑や天候不順、台風が影響した」(同社)。