北海道の観光入込客数 2022年度は21.0%増の4229万人
北海道経済部観光局観光振興課は、2022年度「北海道観光入込客数調査報告書」をこのほど発表した。22年度の観光入込客数(実人数)は、前年度比21.0%増、19年度比19.9%減となる4229万人となった。新型コロナウイルス感染症の影響による行動制限がなく、「どうみん割」や「HOKKAIDO LOVE割」による旅行支援の実施や、水際措置の大幅緩和などにより観光需要が増加し、19年度のおおむね8割程度まで回復した。
観光入込客数(実人数)
道内客は前年度比16.1%増(19年度比15.4%減)の3756万人、道外客は同54.8%増(31.8%減)の404万人となった
日帰り客は同8.3%増(17.0%減)の2925万人、宿泊客は同64.2%増(25.5%)の1304万人となった。
四半期別にみると、第1四半期が同32.2%増(19.7%減)の1268万人、第2四半期が同14.4%増(31.4%減)の1424万人、第3四半期が同13.0%増(12.9%減)の758万人、第4四半期が同25.0%増(3.5%増)の779万人となった。
訪日外国人来道者数(実人数)
訪日外国人来道者については、新型コロナウイルス感染症の影響で強化されていた国の水際対策が段階的に緩和され、22年6月には添乗員付きツアーの国内受け入れが開始し、10月からは個人旅行の受け入れや査証免除措置の再開のほか、海外からの道への直行便が徐々に再開したことにより、22年度は約69万人になった。
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