揚げ物がおいしく仕上がり、廃棄ロス低減も
BBライン(福岡市)はSDGsへの取り組みを強化している。
今回の九州・沖縄 観光・宿泊外食産業展2024(ブース番号:E―01)では、昨今の食用油の価格高騰に伴い、バイオセラミックスの力で揚げ物油の使用量を約30~60%と大幅に削減する世界初の特許を取得した油削減装置「BBFRY(ビービーフライ)」をメインに出展を図る。
九州・沖縄エリアの飲食店をはじめ、全国チェーンのレストラン、全国の食品工場や旅館・ホテルにおいても活用が広がり、施設の付加価値の向上とともに、収益の拡大に貢献している。
また最近では、アメリカを中心に、ベトナムや中国を含む海外マーケットにおいても導入が広がっているという。
使い方は至ってシンプル。電源および、専用の薬剤は不要で、BBFRYをフライヤーの中に入れるだけ。それにより、1秒間に50兆回以上の共鳴共振波が発生され、(1)水のように軽く、油がサラサラで、品質の維持に貢献(2)カラッとジューシーに揚がる(3)揚げ物への油の吸収が少ない(4)熱効率が向上され、揚げ時間が短縮(5)油の嫌なにおいを低減し、労働環境が改善する(6)従業員の作業負担を軽減―の六つの効果を発揮する。
特に(2)は、吸油率が少ないため、さめてもカラッとしていておいしい仕上がりで、テイクアウト用途での活用にも最適なことに加えて、廃棄ロスの低減にもつながる。
さらに、メンテナンスについては月に1度の煮沸洗浄のみで、効果が持続される。
製品のラインアップは、長さ90×直径22ミリのBBF―L30Aをはじめ、各施設で活用しているフライヤーに合わせてさまざまなラインアップを用意した。
なお、「今ならお客さまの環境に合わせた製品で、無償体験キャンペーンを実施しているため、お気軽にブースに足を運んでいただければ」と同社。