クラウド型コールセンターシステムサービスの開発をはじめ、ホテル用電話機の販売など音声通話ソリューション事業を展開するソフツー(東京都中央区)。
第51回国際ホテル・レストラン・ショーの出展ブースでは、2月に正式リリース予定の24時間対応可能なAI電話自動応答・取り次ぎサービス「ミライAI」の実演、紹介をメインに行い、国内外大手宿泊施設を中心に活用されているホテル用電話機「VTech(ブイテック)」の展示も同時に実施する。
ミライAIは、Googleの音声技術をベースに独自開発したAI技術を採用。電話着信時に電話発信者の声を認識し、自動で電話応対する。
電話主の情報を即時に音声、テキストで共有するため、担当に取り次ぐか否か判断し、担当者が不在・忙しい場合には、要件をヒアリングし、担当者にチャットやメールを送信する。
そのため、「伝言メモの記載ミスの懸念を払拭(ふっしょく)するほか、営業電話対策としての活用が見込める。慢性的な働き手不足に頭を悩ます宿泊施設においてもミライAIを活用することで、生産性向上を図れると同時に、サービスに注力して、顧客満足度の向上にもつながれば」と第一営業部部長代行の熊沢巧氏。
また、ミライAIは選択した会話フロー(シナリオ)に合わせて電話対応を行うことができるため、ホテルのよくある質問を多言語(日本語、英語、中国語)で自動応答することが可能。今回、本展示会でこのシナリオ(対話型FAQ)をプレビュー版で用意する。
「インバウンドの本格的な受け入れの対策を見込んで、導入を検討してほしい」と熊沢氏。
導入方法は簡単で、現在利用している電話番号を転送設定するだけで、工事や電話番号の変更は一切不要。月額500円から最短1日で導入が可能という。
ミライAI(イメージ)