【中学校教育旅行特集】人と人を「つなぐ」体験・交流、今年で20年(新潟県・上越市・十日町市)


米どころ新潟での田植え体験

越後田舎体験

 
 越後田舎体験として、受け入れを開始してから今年で20年になりました。延べ830団体、8万2千人ほどの皆さまから、この田舎にお越しいただいています。これを記念して、20年のつながりと20年の思い出と20年の「ありがとう」を伝える「感謝祭」を10月8日(月・体育の日)に行います。ぜひこの機会に、地元の方や越後の自然に触れていただけると幸いです。併せて、ふれあい田舎旅(日帰りの旅)もお楽しみいただけます。

 問題を自ら発見し、その問題解決に向け主体的に協働的に学ぶ

 1 事前学習

 事前に訪れる田舎のことを調べていただきます。調べるためにテーマを絞っていただくと物事を深く知るきっかけになると思います。こちらの資料や問題点などをお送りいたします。

 2 現地学習

 実際にこちらにお越しいただき、田舎の自然環境、田舎の生活、生産現場、食材、文化などを体験していただきます。

 (1)農村生活体験(民泊)

 上越市、十日町市では、ごく普通の民家に宿泊してその家での生活を体験していただきます。協力いただいているのが200軒の民家で、700人ほどの学生を受け入れることが可能です。

 (2)田植え体験

 エリアは平野部から山間部まで水田があり、5月上旬から6月上旬まで田植え体験が可能です。機械化が進んでいる中、体験は素足で田んぼに入り、手植えをしていただきます。昔ながらの田植えの苦労と土に触れていただく感覚を体験していただきます。

 (3)自然観察ハイキング

 田舎の暮らしは、自然とのつながりが強く、自然の役割や自然がもたらしてくれるものを現場で学びます。

 (4)食体験

 自然や各民家などで採れた野菜等を使った食体験では、日本の食文化の原点を学びます。

 (5)ものづくり・文化

 暮らしの中にある物や文化は、使わなければ、誰かが伝承しなければ、消えてしまいます。田舎の物や文化を後世に残すことは大切な私たちの役目です。

 3 意見交換・活動提案などから振り返りまで

 グループワークでお互いに体験したことや感想を話し、自分たちができることと地域(田舎)ができることを話し合います。

 体験学習で得られたこと、感じたこと、これからの活動に役立てたいことなどをまとめます。

越後田舎体験の特徴

 (1)日本海の長い海岸線と、米どころ新潟の広い平野、そして棚田やブナ林がある日本の原風景が残る中山間部を持つ越後田舎体験のエリアは、自然・環境・歴史民俗学習の適地です。

 (2)あらゆる体験プログラムは土地の人がインストラクターとしてかかわります。

 (3)企画コーディネート(手配、連絡、調整、精算)は協議会事務局で承ります。

 (4)広域で仲間が連携・協力して、受け入れを行います。

越後田舎体験推進協議会
〒942‐0411 新潟県上越市安塚区安塚722‐3
 雪だるま財団内
TEL 025‐592‐3988 FAX 025‐592‐3324
E‐mail taiken@yukidaruma.or.jp
http://www.echigo-inakataiken.jp/


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