シンガポール航空は12月8日、日本支社長にシア・ナムクン氏が1月8日付で就任すると発表した。
シンガポール航空(日本支社:東京都千代田区、日本支社長 ケニー・テオ)の日本支社長に、シア・ナムクン(Sia Nam Kung)が2024年1月8日付で就任します。同氏は2021年10月から日本支社長を務めたケニー・テオ(Kenny Teo Keng Hon)の後任です。テオはシンガポール航空本社に帰任し、2024年1月1日からバイスプレジデント・コマーシャル・プランニングに着任します。
シアは27年以上に及ぶこれまでのシンガポール航空グループでのキャリアの中で、シニア・バイスプレジデント(地上サービス&プロジェクト)としてビスタラ(インド・ニューデリー)へ出向したほか、シンガポール航空の中国支社長、香港支社長、ドバイを管轄する湾岸諸国地区支社長などを重要なポジションを歴任し経験を積みました。また様々な国や地域で空港支店長も経験し、2006年には東京(成田国際空港)でも同職として勤務していました。直近ではシンガポール航空フィリピン支社長を務めていました。
今回の就任について、シアは次のように述べています。
「この度、日本支社長を拝命したことを喜ばしく思います。シンガポール航空が東京へ就航した55年前の1968年から、当社にとって日本はずっと重要な市場です。地政学的リスクとマクロ経済の不確実性の高まりにより航空業界は引き続き様々な課題と対峙する状況下にありますが、シンガポール航空は、当社のお客様に安全かつ快適でシームレスな旅行体験を提供するために、プロダクトおよびサービス面においてワールドクラスのリーダーとなるべく変革をして参りました。今後も、関係当局やビジネスパートナーの皆様と密に協力し、ビジネスや観光の機会を拡大・発展させ共に成長し、日本におけるシンガポール航空の誇りある歴史を刻んでいくことを心待ちにしています」