ハードロック・インターナショナル グローバル・ソーシャル・レスポンシビリティ部門バイスプレジデントにポール・ペリザーリ氏が就任した。
今回の就任により、ポール・ペリザーリは成長し続けるエンターテインメント企業であるハードロックのソーシャル・レスポンシビリティ(社会的責任)活動や取り組みの責任者になります。
ペリザーリは、就任前はOntario Lottery and Gaming Corporation (以下、OLG)のソーシャル・レスポンシビリティ活動を担い、グローバルリーダーとしての地位を確立しておりました。OLGでは、同社の責任あるゲーミングのプログラムを構築・牽引し、2014年にはWorld Lottery Associationの「世界で最も総合的な責任あるゲームプログラム」、その他国内外で16の賞を受賞しました。
OLGでソーシャル・レスポンシビリティ活動を担うポジションに就く前には、EthicScan Canadaの研究のコンサルティング、J. Walter Thompsonのソーシャルマーケティング戦略開発、Noranda Inc.のコーポレートコミュニケーションなどを担当していました。政府、国家、国際連合や国家・地方の非営利団体など様々な団体からの依頼を受け、従事してきました。
ハードロック・インターナショナルの開発・マーケティング部門のバイスプレジデントであるジェフ・フックは今回の就任について次のようにコメントしています。
「ペリザーリをハードロック社の一員として迎えることが出来ることを大変嬉しく思っています。彼の持つ専門知識とバックグラウンドは、私たちが日々大事にしているLove All Serve All(全ての人を愛し、全ての人に尽くそう)、Take Time to be Kind(人々に親切にする時間をとろう)、All is one(すべては一つ)、Save the Planet(地球を救おう)という4つのモットーを持つハードロックブランドの強みをより活かし、ブランドの更なる発展に貢献してくれるでしょう。」
ペリザーリは、企業の社会的責任について本や寄稿記事も多数執筆しています。著作に「Conscious Consumption: Corporate SR and Canada’s Grocery Giants」や「Shopping with A Conscience」がある他、カナダのビジネス誌「The Globe & Mail」「Corporate Knights magazine」「NOW magazine」「Corporate Ethics Monitor and Canadian Gaming Business」などで記事を執筆しています。2015年には、グローバル企業の社会的責任の日に「社会的責任リーダーシップトップ50」にも選出されました。
また、モントリオール大学で文学修士号を、クイーンズ大学で商工学士号と芸術学士号を取得しています。クイーンズ大学では補佐教授として教鞭も執りました。
■ハードロック・インターナショナルについて
ハードロック・インターナショナル(以下、HRI)は現在、計74カ国において185軒のカフェ、27軒のホテル、12箇所のカジノを運営する国際的に高い認知を獲得している企業の一つです。エリック・クラプトンのギターに始まり、ロック・ポップ音楽界のミュージシャンの記念品を多数所有しており、世界各国の施設で展示しています。また、コレクターも多いアパレルや音楽関連のグッズのほか、著名アーティストのコンサートやイベント会場としても使用される「Hard Rock Live」でも広く知られています。HRIは全てのハードロックブランドの国際商標を所有し、「ハードロックカフェ」をロンドン、ニューヨーク、サンフランシスコ、シドニー、ドバイなどの主要都市にて所有あるいは運営(フランチャイズ契約も含む)しています。また、世界中にあるハードロックホテル・カジノの所有あるいは運営(フランチャイズ契約も含む)も行っております。親会社であるザ・セミノール・トライブ・オブ・フロリダが所有・運営するタンパとハリウッドの大型リゾートを筆頭に、アトランティックシティ、バリ、カンクン、デイトナビーチ、イビザ、オーランド、深セン、サンディエゴなどの世界中の様々なロケーションで施設を運営しています。さらに今後は、モルディブ、マニラ、マラガ、ジョージタウン、フォルタレザ、ロサリオ、成都に「ハードロックカフェ」、ベルリン、ブダペスト、デサルコースト、ダブリン、ロンドン、ロスカボス、マドリッド、モルディブ、ニューヨークシティ、オタワ、サクラメント、大連、海口に「ハードロックホテル」の開業を予定しています。