【人事】ヒルトン、アジア太平洋地域の開発担当上席副社長にクラレンス・タン氏


 ヒルトンは、アジア太平洋地域の開発担当上席副社長にクラレンス・タン氏が1日付で就任したと発表した。

ヒルトン(本社:米国バージニア州、取締役社長 兼 最高経営責任者:クリストファ J. ナセッタ)は、2021年5月1日付でアジア太平洋地域の開発担当上席副社長にクラレンス・タン(Clarence Tan)が就任したことを発表いたします。タンはアジア太平洋地域における開発戦略を指揮し、ヒルトンブランドのさらなる展開を促進すると共に、引き続きオーナー企業の皆様に業界最高水準のリターンを提供してまいります。

 

ヒルトン アジア太平洋地域 開発担当上席副社長 クラレンス・タンヒルトン アジア太平洋地域 開発担当上席副社長 クラレンス・タン

タンは、ホスピタリティ業界で20年以上の経験を有し、ヒルトン入社前は、グローバルなホテル管理・開発会社バロー・ホスピタリティ(Valor Hospitality)のプリンシパル兼コーポレートアドバイザーを務めたほか、それ以前はミレニアム&コプソーン(Millennium & Copthorne)のグループ最高経営責任者(CEO)として指揮を執りました。また、インターコンチネンタル ホテルズ グループ(IHG)では、日本・韓国・東南アジア地域の最高執行責任者(COO)やアジア・中東・アフリカ地域の最高財務責任者(CFO)および最高開発責任者(CDO)などの上級管理職を歴任し、企画・デザイン・開発のあらゆる部門を統括しました。タンはこれまでのキャリアを通じ、新たな市場でのブランド展開で功績を挙げ、アジア太平洋地域で最もアイコニックなホテルを成功に導くと同時に、オーナー企業や投資家と揺るぎない信頼関係を築き上げたことで、高い評価を得ています。

ヒルトンのアジア太平洋地域社長アラン・ワッツ(Alan Watts)は、次のようにコメントしています。
「タンは、ホスピタリティ業界における豊富な経験をはじめ、ヒルトンが事業展開する多様な市場について熟知しています。ヒルトンが、この地域で最も急成長を遂げるホスピタリティ企業としての地位を確固たるものにする上で、きわめて重要な役割を果たしてくれるでしょう。タンの鋭い洞察力、リーダーシップ力やオーナー企業と築き上げた信頼関係は相乗効果を発揮し、私たちがアジア太平洋地域で世界最高水準のブランドを戦略的に展開していく上で、貴重な人材となると確信しています」

また、クラレンス・タンは次にように述べています。
「ヒルトンは、強力かつ一貫した成長戦略はもちろん、世界的に認められたブランドとして業界で名を馳せています。ホスピタリティ業界は回復の兆しが見え始め、中長期的に安全な形で海外旅行が再開する可能性を投資家が好機として積極的に捉えようとしているこのタイミングに、ヒルトンに入社することができて大変光栄です。アジア太平洋地域の成長・開発戦略の促進に向け、自分自身の経験を役立てられることを非常に嬉しく思います。アジア太平洋地域のリーダーシップチーム、開発および建築・デザイン・建設チームと協力して、同地域全体でヒルトンのフットプリントをさらに拡大していくことを楽しみにしています」

タンは、シンガポールにあるヒルトンのアジア太平洋地域本社を拠点とし、アジア太平洋地域社長のアラン・ワッツと、グローバル開発部門の最高財務責任者(CFO)兼社長のケビン・ジェイコブス(Kevin Jacobs)の直属となります。シンガポール出身。南洋理工大学で会計学の学士号を取得。


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