GRITの宿泊施設向け業務支援アプリ開発・販売
GRIT(グリット、千葉県柏市)の社長の柳通勇氏にサービスの紹介や、2025年の抱負、今後の展望などを聞いた。
――御社のご紹介を。
目標に向かってやり切ることで、結果を出すことが大切だという思いを込めて、2021年3月に設立。旅館・ホテル向けのシステム開発や、ITサポートなどを中心に展開している。
――宿泊市場の現状をどう捉えているか。
「単価向上」「業務効率化」がキーワードと捉える。特に後者についての意識を少し変えるだけで、中長期的な視点に立った時に大きな改善につながることを業界全体に一石を投じたい。
――宿泊管理システム(PMS)「every+1(エブリワン)」シリーズの説明を。
タブレットやスマートフォンに対応し、フロントなど場所を特定することなく対応し、業務効率化に貢献する。PMSの導入をとまどっている方々にも使いやすい設計がポイントで、施設運営に必要な機能は全て網羅した。
現在、中小規模の宿泊施設を中心に活用が広がり、2時間もの業務時間の短縮を実現した施設も存在する。前向きに採用を検討していただければ。
――最近の機能の拡充については。
実績集計および、料理帳票の機能拡充を実施。
同時に、非常時には、オフラインでも予約情報を確認できるように仕様変更を施した。
今月には顧客管理機能について、よりアップデートを図る計画で、決済端末のステラターミナルとの連携も開始した。
――宿泊市場にメッセージを。
昨今「DX化」が叫ばれているが、進んでいるのはほんの一部のため、施設さま個々の課題に真摯(しんし)に向き合い、観光立国の実現とともに、業界の発展に貢献していきたい。
■会社概要
【本社】千葉県柏市若柴178の4 柏の葉キャンパス148街区2 ショップ&オフィス棟6階
【設立】2021年3月31日
【事業内容】宿泊施設向け業務支援アプリ「every+1」開発・販売、販売支援、ITサポート・コンサルティング
【資本金】1600万円
【従業員数】5人
柳通社長