西新宿1丁目にぎわい創出
東京都新宿区の「かどやホテル」は、地域の旅館・ホテル、周辺コミュニティと連携し、ホテル周辺にイルミネーションを設置した。主に外国人観光客に歓迎の意を示す内容で、美しい風景がSNSに数多く投稿された。
西新宿1丁目の通りや公開空地に2018年2月15日から3月28日までの42日間、期間限定で設置した。16カ国語の「ようこそ東京」の文字や、富士山、東京の街並み、組子柄などをデザイン。日本らしさを意識したイルミネーションとした。
イルミネーションを点灯する夕方以降、多くの観光客が一眼レフやスマートフォンを片手に撮影に訪れ、中には順番待ちをする姿も。
画像投稿SNSのインスタグラムへの投稿数は44件(うち外国人11件)、拡散数は1万6265人(同8010人)に及んだ。
「十分な訴求効果が得られた」「東京の旅の1ページとして、お客さまに喜んでいただけたと思う」と同ホテル。
事業は今後も期間を延長して継続を予定している。
「この場所が新たなにぎわいのスポットとして観光客に認識されることで、ホテルの宿泊客数の増加や、ブランド力の向上につながることが期待される」。