湯の川冬の灯り・まちあるきイベント
北海道の函館湯の川温泉旅館協同組合は、「湯の川冬の灯り・まちあるき」と題するイベントを令和元年から2年にかけての冬に行った。北海道新幹線が開業し、観光客が増加したものの、「冬季の観光客が夏季に比べて半減する傾向に変化がない」と、冬ならではのイベントを企画。観光客、地元関係者から好評を得た。
温泉街の足湯と川沿いにイルミネーションの設備を施す「冬の灯り」を11月30日から2月29日まで実施。趣のある明かりを期間中の日没から夜10時まで点灯。観光客を幻想的な世界へと誘った。
2月15、16日はまちあるきイベントを開催。夜間に特別開放した施設や飲食店、温泉を、マップと提灯を手に巡ってもらうもの。施設などで用意したスタンプを集めると宿泊補助券が当たる抽選会も行った。
期間中、宿泊客900人に宿泊補助券をプレゼントする「泊まって当てようキャンペーン」も行った。
市や商店街などの協賛を得て、街ぐるみで行った事業。次年度以降もイルミネーションの拡充などで継続実施の意向だ。