旅館ホテル業務改善推進事業
静岡県ホテル旅館生活衛生同業組合は、県立大学教授や中小企業診断士、旅館・ホテル営業者など13人で「旅館ホテル業務改善推進事業ワーキンググループ」を組織。「コロナ禍における宿泊施設の感染症対策と生産性の向上ガイドブック~先進事例ソフト対策編」を作成した。
コロナ禍になり、従来の業務に加え、感染予防対策など新たな業務が発生。「これまで以上に生産性の向上が求められるようになった」として、同業者の参考としてもらうべく、組合員旅館・ホテルの先進的な事例を調査し、周知を図った。
情報収集のため、組合員685軒にアンケートを実施。県内15施設への訪問調査も行った。
生産性向上の取り組みでは、「業務の内製化とマルチタスク化による人的資源の効率化」「ICTの活用による効率化・省力化」など、さまざまな事例を網羅。大規模から小規模まで、また旅館やシティホテルなど、さまざまな形態の事例を取り上げており、「自館に合った取り組みを選び、参考にできる」。