パカッと開けて手軽に
北海道の食材や酒類、食品加工品などを広く内外に販売する国分北海道が、道産食材のおいしさを手軽に酒のつまみにとコンパクトな缶にギュッと詰め込んだ商品。
2016年1月に国分グループのエリア会社としてスタートしたのを機に、地域密着の取り組みとしてグループ本社とのシリーズに加え北海道版「缶つまJAPAN」を企画。
産地や加工業者と食材を選び味付けにも工夫を重ね、これまで厚岸産かき、つぶ、名寄産ポーク、エゾシカ肉などを出し、10月に池田町のブランド牛肉とマッシュルームを十勝ワインで煮込んだ「いけだ牛ワイン煮」「蝦夷(えぞ)あわび醤油(しょうゆ)煮」をリリース。現在、7種類を展開中だ。
内容量が65グラムから75グラムと食べ切りやすく、パカッと開けてすぐに酒のつまみやご飯の伴にできる。器に移して温めや野菜と合わせるなど、ひと手間かけるとさらに味が引き立つ。
パッケージには、写真を使って産地や観光名所の説明を入れ、缶も扱いやすく、観光土産としても需要を広げている。
価格は「いけだ牛ワイン煮」1缶750円(税別)、「エゾシカ肉トマト煮」同800円(同)から「厚岸かき燻製(くんせい)油漬」同2200円(同)、「蝦夷アワビ醤油煮」同2500円(同)など。道内の主要デパートや空港売店で販売しており、来春以降に道外にも広げる。
問い合わせは同社事業開発課TEL011(350)6309。