大容量の2500mlタンク
衛生管理商材などの開発、販売を手掛けるオデッセイグループ(東京都中央区)は9月末から、「プロテクター」ブランドの新製品「アルコール除菌ディスペンサー2.5」を発売した。
大容量の2500ミリリットルのタンクを採用したことで、1回のアルコール除菌液の補充で多くの使用者に対応でき、アルコール補充作業の負担を軽減する。噴霧量も5段階で切り替えられ、用途に合った活用に対応した。
電源は単3電池での給電機能に加えて、USB電源を搭載したため、電池交換が不要で、設置場所の選択肢は多岐にわたる。
単3電池を使用した場合、残量が少なくなった時には、アラートが点滅して知らせるほか、24時間使用しない場合には、スリープ機能によって節電する。
また、スタンドの高さを約千~1380ミリメートルに調節できる可変式に設計して、子どもや車いすの人が多い場所では低くするといったように、環境に合わせた高さで使用可能。
従来の足踏み式の除菌ディスペンサーでは、小さな子供には踏みにくく、除菌液が顔にかかるといった問題が発生したため、「高さを変えられるタイプを導入したい飲食店の要望に応え、開発した」と同社。
ほかにも、本体一体型のトレイ部分を従来製品よりも大きく設計して、アルコールの飛び散りを抑制し、設置場所を清潔に保つ。
すでに、回転ずしの大手チェーン「くら寿司」への導入が決まり、順次切り替えていくという。
旅館・ホテルに対しても、「衛生管理対策として、導入を検討してもらえれば」と話す。
製品ラインアップは、スタンドタイプと卓上タイプを取りそろえる。
この件についての問い合わせ先は、オデッセイグループTEL03(6661)7386。
アルコール除菌ディスペンサー2.5