リニューアルされたホテル機山館の客室
技術と信頼で選ばれる
1937年の創業で、東京都文京区にある「ホテル機山館」。創業者は山梨県の出身で、館名は戦国の武将、武田信玄の法号である「機山」がその由来。当初は旅館として開業し、現在は全館洋室のホテルとして営業。全125の客室に加え宴会場と会議室、レストランを備える。修学旅行や受験生、スポーツ団体、ビジネス客の宿泊に強く、地下鉄の本郷三丁目駅から徒歩2分、東大赤門まで最も近いというロケーションも売りだ。
その同館では昨年の3月、本館の給排水管を全て交換。併せて、本館客室69室のユニットバスと空調も老巧化していたためすべて入れ替えた。また、7月から開催の東京オリパラを見据え、トリプルルーム4室をリニューアル。車椅子対応のバリアフリールームにした。
リニューアル工事は、旅館・ホテルを数多く手掛けるミサワリフォームに依頼した。「リフォームの技術に加え、補助金活用のアドバイスもしてくれるミサワを選んだ」と営業企画部長の重本正文氏。給排水管の入れ替えは、水漏れが多発していたことが理由。「（給排水管は）見えない部分だけに信頼ある会社に任せたかった。なにより水漏れの心配がなくなったことが大きい」と話す。
リニューアル客室は、バリアフリー補助金を最大限利用した。車椅子対応にするため、ユニットバス（ＵＢ）との段差を解消。ＵＢは広くなり、「健常者の方が宿泊をされても違和感なく使ってもらえる」と評価している。
この件についての問い合わせ先は、ミサワホーム旅館ホテルリニューアル担当ＴＥＬ（0120）398330。
リニューアルされたホテル機山館の客室とユニットバス
