トップレベルの安全性
日野自動車(東京都日野市)が、今年7月に改良新発売した小型の送迎バス「日野リエッセⅡ」。衝突被害軽減ブレーキ(PCS)や車線逸脱警報、オートマチックハイビームといった先進安全機能を標準装備し、クラストップレベルの安全性を実現している。
PCSは、前方の車両や歩行者を、ミリ波レーダーと単眼カメラで検出。警報ブザーとディスプレー表示で衝突の可能性を知らせ、衝突回避や被害軽減をサポートする。
車線逸脱警報は、道路上の白線(黄線)を単眼カメラが認識。ドライバーがウインカー操作を行わずに車線を逸脱する可能性がある場合、ブザーとディスプレー表示による警報で注意喚起する。
オートマチックハイビームは、ハイビームとロービームを自動で切り替え、夜間の歩行者などの早期発見を支援。切り替え忘れを防ぐほか、手動操作の煩わしさを軽減する。
ゆとりのある客室空間と、使い勝手の徹底を図った運転席回りも特徴だ。車両の幅と高さの拡大により前モデルに比べて、室内幅は40ミリ、室内高は60ミリのサイズアップを実現。最上級タイプの「EX」には、ハイグレードなシート表皮を採用。併せて、収納力を高めた客室ルームラックを標準装備した。「ゆとりのある車内で心地のいい移動時間を過ごしてもらえる」と同社。
運転席は、計器盤の各機能をドライバー側に傾け、手の届く範囲に集中配置した。視認性に優れた自発光式のオプティトロンメーターの採用も特徴という。
EX(29人乗り)をはじめ、各種ラインアップがあり、全車ASV減税の対象となっている。
この件についての問い合わせ先は、日野自動車お客様相談窓口TEL0120(106)558(受付時間は平日の午前9時から午後5時まで)。
日野リエッセⅡ