ウイルス対策に
衣料用繊維製品をはじめ、樹脂・化学品を含む工業用材料などを取り扱うメーカー系専門商社の旭化成アドバンス(東京都港区)。旅館・ホテルに対し、業務用高機能クリーニングウェットワイパー「NEWラックワイプシリーズ」を用いたウイルス対策の実施を呼び掛けている。
誕生から30年が経過し、自動車業界をはじめとした産業分野を中心に、日々の清掃現場で使用されているという。
NEWラックワイプシリーズは、丈夫で破れにくい「特殊分割繊維不織布」に、各種の洗浄液を染み込ませて、汚れを一吹きでかき取る。「あらかじめ洗浄液を施したことで、清掃作業の時間を短縮し、部材購入のコストを削減する」と樹脂化学品本部の森山雄大氏。
製品ラインアップは、(1)変性アルコール100%使用で、除菌効果を有した「仕上げ拭き用」(2)界面活性剤と帯電防止剤を配合の「プラスチック製品用」(3)口腔化粧品原料を含み、アルコールでの拭き取りが困難な箇所、素材にも対応した「液晶ディスプレイ用ワイパー」―を取り扱い、用途に合わせた活用を実現。
(2)と(3)は、「除菌効果が古くから知られている塩化ベンザルコニウムを0.05%以上使用した点も特徴」と森山氏。
また、日々の衛生管理に加えて、「各施設のノベルティグッズとしての活用を通じ、集客アップに役立てられれば」と話す。
この件についての問い合わせ先は、旭化成アドバンスホームページ(https://www.asahi-kasei.co.jp/advance/jp/cleaner/luckwipe.html)。
NEWラックワイプシリーズ仕上げ拭き用