3分の1のスペースで使用を実現 アフターケアも充実
1948年創業の老舗電気給湯機器メーカーの日本イトミク(東京都墨田区)は、来月1日からホットウォーターディスペンサー(卓上型電気湯沸器)の新モデル「EHWD―14Kカフェエディション」を発売する。
新製品は、ワンプッシュで、あらかじめ設定した湯温と湯量を給湯する。
最大の特徴は、70~99度まで1度刻みで温度の変更を可能にした点。「おいしさの異なる抽出温度を簡単に設定でき、コーヒーやお茶用途により最適なモデルとなっている」とマーケティング部次長の谷本洋太氏。
昨年6月に発売した熱湯専用卓上型電気湯沸器「EHWD―14」に搭載されている湯温の低下を防ぐ特許取得の「ステップボイル機能」と、用途に合わせて出湯量を設定できる「定量出湯機能」も同製品に踏襲。これにより、「コーヒーやお茶の抽出で重要とされる湯量を正確に出湯する」と谷本氏。
幅230×奥行き500×高さ450ミリ、本体質量12キロ(満水時の質量約26キロ)。一般的な電気ポット(4リットル程度)を4台設置したときと比べて、同じ貯湯量でありながら約3分の1以下の設置スペースでの使用を実現した。
旅館・ホテルでは、ビュッフェなどの食事会場やラウンジエリアへの設置を見込んでおり、「施設の付加価値向上に役立ててほしい」と話す。
本体カラーは、従来の厨房などに調和するステンレス仕上げに加え、宿泊施設のインテリアに似合うブラックを新たにラインアップに加えた。
3年保証に加え、24時間365日、迅速に対応するアフターサービスや、修理部品を15年間保有する点も特徴だ。
この件についての問い合わせは、日本イトミックホームページ(https://www.itomic.co.jp/hot-water-dispenser/)。
EHWD―14Kカフェエディション