あなたは今、目の前で起きているとてもまずいことに、全力で解決を図ろうとしていますね。ではそこまでではないが、ちょっとまずいなということに対してはどうでしょうか。とりあえず様子を見ますか。そしてとてもまずいことになった時に、しかたなく行動を起こしますか。
目の前に起きる問題というのは、全く予期できなかったこともあるでしょう。しかし、そうではなくて、やっぱり起きてしまったかということの方が多いようです。ならば先を見越して今から早めに着手を始めてみませんか。
多くは今起きている問題の解決で精いっぱい。それが何とか収まるとホッとして気が抜けていく。思い返せばこの思考と行動の繰り返しです。
経営者は問題に対して直視することはもちろんのこと、全体を俯瞰すること、そして時間軸で先を読むことも同時に必要です。これは意識しないとできません。
わが宿に関して俯瞰して見なければならないことは何か。時間軸で捉えていかなければならないことは何か。この抽象的な問いに対して具体的な回答をしてください。
この回答がすらすらと出てこない方は、事が起きないと行動に移さない習慣があります。即答できなければじっくりと時間をかけてでもいいので、箇条書きに落とし込んでみてください。
では次に二つの質問です。
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