新潟県上越市、十日町市には田舎らしい風景・暮らしがあります。私たちは自然と自然のつながり、自然と人とのつながり、人と人とのつながりを大切に考え、そのさまざまなつながりを暮らしや体験、人との交流の中で、肌や心で感じてもらえるような受け入れを目指しています。忘れがちな自然への配慮、人への思いやり、生きることの大切さを短い時間の中で伝えていきます。
地域では受け入れのための研修会や反省会、あるいは視察や学校訪問などを実施し、地域の連携を図りながら自ら学び、楽しんで地域で事業に取り組み、「具体的な体験からの気づき」を伝えていきたいと考えています。人とひとをつなぐ「越後田舎体験」で心高まる体験・交流をしていただきますよう皆さまのお越しをお待ちしております。
◆受け入れの考え方
私たちが目指す「ほんもの体験」とは、ありのままの自然や暮らしの中で、本来の姿を伝えることです。技術や知識、地域の誇り、体験プログラムの物語、インストラクターが伝えたいことや生き方などを伝えたいと思います。
◆農村のくらし
農村生活の中では、食品ロスやリデュース、リユース、リサイクルの取り組み、あるいは自然と調和したライフスタイルに関する情報などでの学びがあり、行動に移すための気づきがあります。
暮らしの中のものづくり
ワラ、アケビつる、竹、木工など昔のものや自然素材を使ったものづくり体験で、楽しさと昔の暮らしや知恵を学びます。
「田舎で道草」ウォークラリー
田舎の道で田舎らしいポイントを探しながら、チームワークを大切にして歩きます。
農村での班別活動
班別に地域の見どころや暮らしを学び、田舎の良さや将来を考える機会とすることで地方への興味関心が高まることを願っています。
◆自然体験・農業体験
里山、農地などにおける自然生息地の劣化、生物多様性の損失、外来種の侵入などの生態系への影響の学びがあり、行動に移すための気づきが生まれます。
雪里のブナ林
日本海側の多雪地のブナは標高200メートル前後、民家のすぐそばにブナ林があります。実際に林を観察することで、生態系サービスによって私たちの生活は支えられていることを学びます。
稲作(田植え・稲刈りなど)
平野部の田から山間部の棚田までは標高差があり、5月上旬から6月上旬まで田植えができます。一般的な体験は田植え、稲刈りですが、そのほかにも、農家の人は常に稲の発育状況を観察しながら、水の管理、除草(草刈り)などの作業を行います。
信濃川ラフティング
比較的緩やかな流れの信濃川を川の流れと米作りの大地を感じながらボートで下るコースです。チームが一つになってゴールを目指します。
稲刈りの体験