【教育旅行特集】越後田舎体験で探求学習 「自分探しの越後の旅」(新潟県 上越市・十日町市)


田植えの体験

 上越市と十日町市は、海、平野、山のさまざまな環境があります。特に、中山間地は豪雪地域で3メートルを超える地域で私たちは暮らしています。人々は昔から自然(雪)とどう向き合って暮らすかを考え、さまざまな工夫・技術、助け合い、ものを大切にする心を育んできました。厳しい環境の中で、持続可能な生活を送ってきた地域が、暮らしにかかわるテーマを設定し、ありのままを伝えていきます。

 ここにある自然、暮らし、人から何かを感じ取り、学び、考え、活動(行動)になるきっかけとなる「探究学習」をこの越後で体験していただきたいと願っています。

 【探究学習プログラム例】豪雪地の雪がくれた宝物。「自分探しの越後の旅」で考えてほしいこと=自分たちの暮らしとの違い▽暮らしていく中での楽しみや工夫▽住民の間のつながりや相互の協力関係▽自然・農業・暮らしを見て聞いて自分が感じたこと▽仲間や現地の人の気持ちを感じとったこと▽越後の暮らしで困っていることや問題・課題▽越後に来て気づいたこと、感じたこと▽未来に向けて思うこと

 【体験の紹介】
 〇農村のくらし 農村生活の中では、食品ロスやリデュース、リユース、リサイクルの取り組み、あるいは自然と調和したライフスタイルに関する情報などでの学びがあり、行動に移すための気づきがあります。

 〇手描き友禅染 きもののまち十日町市では手描き友禅染体験ができます。時間があれば工場見学も可能です。

 〇雪里のブナ林 日本海側の多雪地のブナは標高200メートル前後、民家のすぐそばにブナ林があります。実際に林を観察することで、生態系サービスによって私たちの生活は支えられていることを学びます。

 〇稲作(田植え、稲刈りなど) 平野部の田から山間部の棚田までは標高差があり、5月上旬から6月上旬まで田植えができます。一般的な体験は田植え・稲刈ですが、そのほかにも、農家の人は常に稲の発育状況を観察しながら、水の管理、除草(草刈り)などの作業を行います。

 〇信濃川ラフティング 比較的緩やかな流れの信濃川を川の流れと米作りの大地を感じながらボートで下るコースです。チームが一つになってゴールを目指します。

 〇雪の利活用を学ぶ 雪室とは雪国ならではの天然の冷蔵庫です。上越市安塚区では雪を活用した施設がいくつかあります。施設見学、話、体験も含めたプログラムです。

 〇火焚き体験 森林について学び、焚き木を集め、火を焚きます。


田植えの体験


越後田舎体験推進協議会
〒028‐8402 岩手県下閉伊郡田野畑村北山129‐10
北山崎ビジターセンター内
TEL 0194‐37‐1211 FAX 0194‐33‐3355
E‐mail taiken-tanohata@car.ocn.ne.jp
URL https://www.tanohata-taiken.jp/


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