明けましておめでとうございます。本年が実り多き年になりますよう心よりお祈り申し上げます。
2019年は平成の時代から、新たな時代を迎える記念すべき大きな節目の年であります。
当協会は、本年2月15日に福島県郡山市において「第14回国内観光活性化フォーラムｉｎふくしま」を開催いたします。本イベントを成功させ、全国各地の観光資源の魅力を生かして国内観光の活性化につなげていきたいと考えております。
国内観光では、昨年の豪雨、台風、地震などの自然災害によって大きな被害を受けた地域が一日も早い観光復興の実現を応援するための活動を引き続き展開します。また、観光庁、都道府県などの行政当局、旅行・観光関係団体とも協力、連携して、全会員が一体となって国内旅行の需要喚起を通じた国内観光の振興に努めてまいります。
国際観光では、観光はのこぎりを引くように、私たち観光業界が先頭に立ってさまざまな国・地域との双方向の交流を繰り返して、旅行需要の喚起のために奮起して取り組むことが何よりも重要であります。
また、昨年1月の改正旅行業法の施行、同じく6月の住宅宿泊事業法の施行、本年1月7日の国際観光旅客税制度の開始、同じく10月1日の消費税の増税など、さまざまな動きに対応して、旅行取引の適正化、旅行の安全確保と旅行者の利便の増進に万全を期してまいります。
観光が明るくなれば、世の中は必ず明るくなります。今こそ観光に関わる行政と産業が一体となって、これまで培ってきた長年の経験と英知を結集して力を発揮し、観光産業の発展に努めたいと存じます。
年の始めに当たり、所感の一端を申し述べました。19年の皆さまのご繁栄とご多幸を祈念し、年頭のごあいさつといたします。
