轟木社長
新春を迎え、謹んで新年のごあいさつを申し上げます。
2022年は、円安や国際情勢などで不安な日々が続いた一方、水際対策の大幅な緩和や全国旅行支援の開始など、着実に明るい変化が見られるようになってきました。
昨年も、ＡＮＡ ＸはＡＮＡグループの経済圏の中核を担う会社として、航空・旅行という人々のリアルな経済・社会活動を支える事業の経験を生かして、他方で「航空会社グループらしからぬ」果敢な挑戦を続けてまいりました。
具体的には、ＡＮＡマイレージクラブアプリを、今後展開するさまざまなサービスをつなぐゲート機能を果たすアプリへと大幅リニューアルしたことをはじめ、日常の移動でもマイルがたまるＡＮＡ Ｐｏｃｋｅｔ事業の展開、データ分析を専門とするＯｒｂｉｔｉｃｓ社の設立、ウェブサイトやマーケティングコミュニケーション、コンタクトセンターなどのお客さま接点機能の強化、法人向けソリューション営業の強化や新たな広告事業への挑戦、旅行事業ではゴルフのプレーでマイルがたまる「ＡＮＡトラベラーズゴルフ」の開始など、お客さまの「非日常」から「日常」まで幅広いシーンで選んでいただける会社・ビジネスパートナーの皆さまとともに事業発展を目指していける会社となるべく事業構造を変化させていっております。
そして今年は、決済機能を拡充し、ＥＣサイトを新装するなどを通しプラットフォーム中核機能をそろえ、「ＡＮＡ経済圏」の拡大を図ってまいります。その中で、「ＡＮＡ Ｐｏｃｋｅｔ」機能を活用した利用者の行動変容を支援する取り組みなど、社会課題解決に向けた貢献にも積極的に努力してまいります。これからも、人々や社会に寄り添い、お客さまの日々を豊かに彩り続け、新しいサービスづくりに果敢に挑戦していくＡＮＡ Ｘにご期待ください。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
