【日光・鬼怒川特集】東京スカイツリーから日光・鬼怒川へ


東京スカイツリー

日光市と東武グループは共同でツーリズムEXPOジャパンに出展

 東武グループは、東京都墨田区の東京スカイツリー、東京スカイツリータウンから日光・鬼怒川エリアへの誘客にも取り組む。沿線全体の人の流動促進を目指している。

 世界最大級 旅の祭典「ツーリズムEXPOジャパン2017」では、9月22~24日の展示商談会に日光市と共同でブースを出展。「東京スカイツリータウンから日光へ」をテーマに、鉄道の旅の楽しさをPRした。

構造ガイド 夜間も開始~東京スカイツリー

東京スカイツリー

 今年の5月、開業5周年を迎えた東武タワースカイツリーが運営する東京スカイツリー。昨年9月から期間限定で東京スカイツリーの足(鼎・かなえ)部分を実際に触ることができ、防災上の主要な構造である「心柱制振」という構造を模型やパネルで解説する「東京スカイツリー構造ガイドツアー」を実施してきたが、このほど、ライティングの点灯時間に合わせた「夜の構造ガイドツアー」を開始した。

 夕暮れ時に、LED照明器具を最大限に近い明度で点灯する白色の演出照明の点灯や、色のある通常ライティングの「粋」「雅」「幟(のぼり)」、また、その他の特別ライティングへ切り替わる様子などを足元から間近に見ることができる。

 構造ガイドツアーは、1階団体フロアにある世界にあるタワーの紹介や東京の様子をデフォルメして描いた隅田川デジタル絵巻の解説からスタート。併せて、「鉄骨を白色にした理由」「なぜ、三本足なのか」「雷が落ちたらどうなるのか」といった東京スカイツリーにまつわるトリビアを紹介した後に、通常入ることができない足部分へ。実際に鉄骨に触れることができるほか、写真撮影も可能だ。

 世界一高いタワーである東京スカイツリーには、年間10~15回程度の落雷が観測されている。落雷は地上497メートルと西鼎に設置されているロゴスキーコイル(雷測定装置)で観測し、電流値などのさまざまなデータ収集を行っているが、このロゴスキーコイルの見学もできる(写真撮影は不可)。

 展望台入場券を購入すれば先着順で参加できる。所要時間は約40分。定員20人。

夜の構造ガイドツアー

視界不良時の楽しみ

 東京スカイツリーの天望デッキ、天望回廊からの絶景を楽しみにしていたのに、生憎の雨空―。東京スカイツリーを運営する東武タワースカイツリーは、視界不良時の新たなコンテンツとして「VRガイドツアー」を開始し、顧客満足度の向上を図った。

 内容は、視界不良時に稼働させるパノラマスクリーンを利用。スタッフによるガイド付きの「体験!アオゾラそうじ」をVRで楽しんでもらう。

 東京スカイツリー天望回廊では美しい眺望を楽しんでもらうために、定期的にガラス清掃を行っている。体験!アオゾラそうじは、このガラス清掃を疑似体験できる。

VRガイドツアー

東武トップツアーズ 地元と連携し販売強化

パンフレットを手に持ち、「日光・鬼怒川」商品をアピールする東日本国内企画センターの石川智也氏(右)と田熊美千代さん

有名旅館・ホテル 当館のイチオシ

 観光スポットが豊富な日光・鬼怒川エリアには、特徴のある旅館・ホテルも数多く存在し、おもてなしの心で宿泊客を日々迎え入れている。なかでも有名な6館を厳選し、その同館イチオシの施設やサービスを紹介する。

日光千姫物語 http://www.senhime.co.jp/

月替わり「特選懐石膳」はグレードアッププランで用意している

 

 

花の宿 松や http://www.matsuya.co.jp/

花の宿松やは三つの美術館を併設している。大正時代の洋館を思わせる外観の「日光竹久夢二美術館」には、竹久夢二のロマンあふれる木版画や著作本、装丁本などを展示。栃木県足利市で活躍した相田みつをの作品を集めた「相田みつを心の美術館」、市松人形、ひな人形、欧州からきた陶磁器のアンティークドールなど貴重な人形であふれる「日光人形の美術館」も人気だ

 

 

鬼怒川温泉ホテル https://www.kinugawaonsenhotel.com/

「結旅」がコンセプトのおもてなしの宿。80種類以上の料理が楽しめる石窯ブッフェが人気だ

 

 

あさや http://www.asaya-hotel.co.jp/

鬼怒川温泉の中で最も高い場所に位置する「空中庭園露天風呂」。季節ごとにさまざまな景色を楽しめる

 

 

鬼怒川グランドホテル夢の季 http://www.kgh.co.jp/

鬼怒川温泉を一望する高台に位置する鬼怒川グランドホテル夢の季。安らぎ満ちた自然景観が魅力。客室や料亭に臨む美しい池泉式の日本庭園は、移り変わる四季の彩りで、風雅な滞在を約束してくれる

 

 

鬼怒川パークホテルズ http://www.park-hotels.com/

自家源泉を使用した多彩な風呂と鬼怒の味覚を楽しめる宿。日本古来の色調や文様、意匠を散りばめた「木の館」には露天風呂付客室もあり温泉三昧の旅も楽しめる

 

http://www.kankokeizai.com/wp-content/uploads/OK0430017100700801.pdf

東武トップツアーズ https://tobutoptours.jp/

東京スカイツリー http://www.tokyo-skytree.jp/

 


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