温泉の価値見直す契機に 国民的な機運づくり重要
日本温泉協会は6月21日、神奈川県・箱根湯本温泉で開いた2022年度会員総会に併せて温泉文化シンポジウムを開催した。高崎商科大学特任教授の熊倉浩靖氏をコーディネーターに、島根県・玉造温泉の高永佳明氏(長楽園支配人)、群馬県・草津温泉の中澤敬氏(ホテルヴィレッジ会長)、日本秘湯を守る会会長の星雅彦氏(新潟県・栃尾又温泉、自在館社長)、神奈川県・箱根町観光協会専務理事の佐藤守氏が登壇。地域それぞれが温泉文化への認識を深め、ユネスコ無形文化遺産に「日本の温泉文化」を登録する意義を確認した。