1期生は茶業関係者に限られていましたが、2期生以降の受験資格は、20歳以上の者となり、一般からの応募も年々増えてきているようです。専門的な知識が問われるため、日本茶インストラクター協会の通信講座で学ぶのが近道かと思います。年1回、11月に1次試験が行われるので、半年ぐらいの準備期間を確保することをお勧めします。
茶販売に携わっていたとはいえ、栽培、製造、化学の分野の専門用語には戸惑いました。全く経験のないことなので、想像の中でしか理解ができなかったのです。とにかく、テキストを読み込むことです。仕事や家庭を抱えての勉強は大変ですが、知らない世界をのぞける楽しさはかなりのものです。
お茶を飲みながら、カフェインで頭をすっきりさせ、テアニンで癒やされつつ、挑戦なさってみませんか。
筆記試験クリア後は、実技試験対策として、「直前勉強会」が開催され、鑑定やインストラクションを先輩のインストラクターが指導しますので、ご安心を。
合格は最終目標ではありません。お茶に向き合うスタートラインに立てたという自覚を持ち、知識をより深めつつ、経験を重ねていって下さい。
「日本茶アドバイザー」という初級の資格もあります。通信講座のほかに、通学式の講座もあり、こちらはお茶全般の基礎知識が問われ、合格率は90%ぐらいです。アドバイザーのテキストを理解できれば、かなりのお茶通といえるほどで、その内容はとても濃いものだと思います。なお、インストラクター通信講座の修了者は申請により、アドバイザー資格が取得できることもお知らせしておきます。
詳しいことは、日本茶インストラクター協会のホームページをご覧下さい。
(http://www.nihoncha-inst.com)