電話、ファックス、インターネットも大切な販売手段です。
電話、ファックスは店舗への距離の制約から、インターネットではさらに時間の制約からも解き放ってくれます。
電話では、いただき物で気に入ったので注文したいとのお問い合わせもあり、どのような経緯でその方のもとに届いたのかしらと想像するのも興味深いものです。その後は、お薦め品などのご案内をダイレクトメールで続けますが、難しいのはその止め時です。しつこさと熱心さの境界の微妙さが、なんとも悩ましいところです。
また、長年お取り引き下さっている方は、お声だけでどなたか分かるので、こちらから先にお名前をお呼びし、ご機嫌伺いなど話が弾みます。小規模の商いならではのふれあいに感謝する思いです。
ホームページを利用したインターネットでのご注文は、夜遅い時間帯の方も多く、「どうぞ、お茶のひとときをゆったりとお過ごし下さい」との思いを込め、お送りしています。お顔も声も想像できませんが、お茶を通じて会話する思いでメールを打ちます。忙しい方も多いようなので、簡潔で要領を得た返信を意識します。
再注文をいただけると、「お茶を味わって、なごみの時間を過ごしていただけたのかな」と対面販売とはまた別の喜びが湧いてきます。
ホームページ上の「お茶屋日記」の更新がついつい遅れてしまうのが、目下の課題ですが…。
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店長としての仕事はと改めて考えると、まず、
「日々の接客」
これは、基本中の基本。結構店に立っているつもりですが、「あら、お久しぶり。この前は、会えなかったわよ」と声を掛けられることもあり、1人で店を切り盛りしているわけではない、店を守ってくれている皆の協力のおかげと感謝しつつ、不在のときこその現場力が大切と再認識します。次に、
「『お茶』と『海苔(のり)』を除く商品の仕入れと包材の発注」
これに関しては、作業所のベテランスタッフの的確な倉庫管理能力に助けられています。適時、在庫数の報告があり、支店の商品の動きも分かり、欠品予防に役立っています。整理整頓によって余剰在庫も少なくなっています。
「ポイントカード発行、顧客名簿更新と管理」
夏休みの宿題と同じで、ため込むと時間を取られ、効率も悪くなるので、定期的な作業を心掛けます。