エイチ・アイ・エス(HIS)がこのほど発表した5月の旅行取扱高は前年同月比21.8%増(2019年同月比31.2%減)となる235億4216万円となった。国内旅行は、同12.7%減(23.9%減)の34億8919万円だった。
取扱高は、HISとグループ5社(オリオンツアー、クオリタ、クルーズプラネット、ジャパンホリデートラベル、エイチ・アイ・エス沖縄)の社内取引を相殺した旧会計基準の数字。
国内旅行は、航空機利用のツアーが前年同月比、19年同月比で下回ったものの、航空券とホテルを組み合わせた「ダイナミックパッケージ」が前年同月比8.1%増と好調に推移した。方面別では、引き続き沖縄が取扱高をけん引しており、中でも宮古島がGWチャーター便の展開を図ったこともあり、19年同月比で2.1%増となった。
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