エイチ・アイ・エス(HIS)が2月29日に発表した1月の旅行取扱高は前年同月比72.7%増(2019年度同月比37.1%減)となる196億860万円となった。国内旅行は、同4.0%減(13.8%減)の32億6431万円だった。
取扱高は、HISとグループ5社(オリオンツアー、クオリタ、クルーズプラネット、ジャパンホリデートラベル、エイチ・アイ・エス沖縄)の社内取引を相殺した旧会計基準の数字。
国内旅行は、バスツアーが3.3%増と19年同月を上回り好調に推移した。特に世界有数の豪雪地帯である新潟県・津南町の冬のイベント「スカイランタン」を体験できるツアーの人気が高く、関東・中部地区から多くの利用があった。一方で、高単価である航空機を利用したツアーが19年同月を下回った。
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