KNT―CTホールディングスの2021年2月の総取扱額(グループ14社計)は、前年同月比90.8%減の24億8839万円だった。国内旅行が89.5%減の15億6407万円、海外旅行が99.3%減の7525万円。外国人旅行が96.6%減の3104万円となった。
国内旅行の内訳は、一般団体が82.5%減(3億1657万円)、学生団体が80.7%減(3億8761万円)。一般、学生団体ともに減少し、合計で81.6%減(7億418万円)となった。国内企画旅行は、メイトが89.9%減の3億7420万円、クラブツーリズム国内は99.3%減の3971万円、合計で95.4%減の4億1791万円。国内個人旅行は77.7%減の4億4196万円だった。
海外旅行の内訳は、一般団体は99.7%減、学生団体は97.3%減で、合計が98.8%減の3097万円となった。海外企画旅行は99.9%減の5万円、海外個人旅行は98.2%減の4422万円だった。
区分別に見ると、国内一般団体、国内学生団体ともに、大人数での移動を避ける傾向が続き取り扱いが減少に。国内企画旅行は、政府の緊急事態宣言に伴う外出自粛要請やGo Toトラベルの一時停止が影響し、前年を下回った。
海外一般団体、学生団体は、国際的な新型コロナウイルス感染者拡大で旅行の中止や延期の影響を受けて取り扱いが減少。海外旅行企画は、国際的な感染者拡大による影響や、航空路線の運休、減便が続き、販売が大きく減少した。
外国人旅行は、外国人の入国制限措置などの影響を受けて前年を下回った。