阪急交通社が12日発表した4月の旅行取扱額は前年同月比12.7%増の258億9969万円。うち、国内旅行は0.6%増の129億6340万円に。北陸・甲信越、東海、九州方面が好調で、特に九州は添乗員付き周遊型ツアーやフリープランが人気だった。
海外旅行は28.0%増の121億1481万円と2桁の伸び。北米を除く全方面で前年を上回った。アジアではタイが3.6倍、香港は2倍の扱いとなった。
外国人旅行は欧米豪州市場が好調で、29.4%増の8億2149万円だった。
阪急阪神BT、国内旅行5%減
阪急阪神ビジネストラベル(BT)の4月の取扱額は、前年同月比2.9%増の38億1442万円。国内旅行は出張が堅調だったが、団体の動きが鈍く、4.6%減の2億5292万円。海外旅行は3.6%増の35億5212万円、外国人旅行は11.4%減の939万円と低調。
阪神TI、国内旅行2桁減
阪神トラベル・インターナショナル(TI)の4月の取扱額は、前年同月比20.1%増の3億1515万円。国内旅行は13.2%減の665万円、海外旅行は21.1%増の3億850万円。