JTBが7月26日に発表したグループ会社11社計の5月の旅行取扱額は前年同月比0.7%減の1408億700万円。うち国内旅行は0.7%減の882億2500万円となった。
国内旅行の内訳を見ると団体旅行は3.4%減。一般団体は3.4%減、教育団体は4.0%減。
企画商品は1.5%減で、うちブランド「エースJTB」は0.3%減。エースは取扱人員では3.3%減で、これを方面別に見ると沖縄が30.1%増、北海道が2.2%増と好調。一方、関東が12.6%減、中部が5.7%減、九州が5.5%減と前年を下回った。
海外旅行は0.7%減の436億2800万円。団体旅行が1.9%減、企画商品が2.9%増だった。
国際旅行は1.1%減の89億5300万円となった。訪日外国人向け商品「サンライズツアー」7月6日付の人員ベースでの予約状況は、6月が3.6%減。先行状況は、7月が2.9%減、8月が2.8%減、9月が15.3%増となっている。オンライン予約サイト「ジャパニカン」での都道府県別上位は1位が北海道、2位が沖縄県、3位が東京都だった。
2019年度4、5月の累計では旅行取扱額は7.4%増の2851億2600万円、国内旅行が4.8%増の1682億500万円、海外旅行が13.8%増の977億4千万円、国際旅行が0.6%増の191億8100万円となっている。