KNT―CTホールディングスの9月の総取扱額(グループ14社計)は、前年同月比2.5%減の414億7176万円だった。国内旅行が6.0%減の241億4442万円、海外旅行が4.4%増の144億8874万円。外国人旅行は8.0%減の17億5616万円となった。
国内旅行の内訳は、一般団体が8.7%減(36億4041万円)、学生団体が3.7%増(36億7792万円)。学生団体が増えるも一般団体が減少し、団体旅行合計で2.9%減(73億1833万円)となった。国内企画旅行は、メイトが1.2%減の51億4007万円、クラブツーリズム国内は9.5%減の77億9075万円となり、合計で6.4%減の129億9911万円。国内個人旅行は減少し、10.2%減の38億2697万円だった。
海外旅行の内訳は、一般団体は2.7%増、学生団体は11.6%増で、合計が4.9%増の28億3847万円となった。海外企画旅行は0.9%減の80億3815万円、海外個人旅行は17.9%増の36億1211万円だった。
区分別に見ると、国内一般団体は観光や親睦旅行、スポーツイベントの取り扱いが減少した。学生団体は、修学旅行や各種大会の取り扱いが増えて増加した。メイトは、北海道を除く東日本は好調に推移したが、自然災害を受けた西日本、北海道は低調だった。クラブツーリズムは、国内旅行部門、バス旅行部門ともに自然災害によるツアーキャンセル、予約取り消しが相次ぎ厳しい結果となった。