古民家、商店街など何気なく通り過ぎてしまう「当たり前の風景」も、「まちのリテラシー」を身に付ければ、「まちの必然」を巡るドラマに見えてくる。
山納氏は、1993年大阪ガス入社。地域活性化事業などに関わり、現在は同社近畿圏部都市魅力研究室室長を務める。
本書は、「芝居を観るようにまちを観る」達人が贈る、地域づくりのためのまち歩き入門書。「『まちのリテラシー』を高める」手法や製造・物流業、サービス業、駅前、都市計画、災害、愛着から読み解く街の現状、在り方などを紹介する。
価格は2千円(税別)。198ページ。問い合わせは学芸出版社TEL075(343)0811。